おおい町暦会館
時候告知文の内容 東から風が吹き始め、厚い氷を解かし始める時節。 東風=東の方から吹いてくる風。また、春風をいう。 凍=厚い氷。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
東から風が吹き始め、厚い氷を解かし始める時節。
東風=東の方から吹いてくる風。また、春風をいう。
凍=厚い氷。
『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
時候告知文の内容 まだまだ寒さは厳しいが、うぐいすが山里で声うつくしく鳴き始める時節。 黄鶯こうおう=こうらいうぐいす。黄鶯子・黄鶯児とも。 睍睆けんかん=鳴き声のよいさま。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
まだまだ寒さは厳しいが、うぐいすが山里で声うつくしく鳴き始める時節。
黄鶯こうおう=こうらいうぐいす。黄鶯子・黄鶯児とも。
睍睆けんかん=鳴き声のよいさま。
時候告知文の内容 立春から十日を過ぎ、春の兆しを一段と感じて魚が動き出し、水がぬるんで割れた氷の間から飛び出て、遊び出すような時節。また一説に、冬の間に魚が肥えて、氷の上で躍る時節であるとも。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
立春から十日を過ぎ、春の兆しを一段と感じて魚が動き出し、水がぬるんで割れた氷の間から飛び出て、遊び出すような時節。また一説に、冬の間に魚が肥えて、氷の上で躍る時節であるとも。
時候告知文の内容 雨が降って、土中にいくらかの湿り気を含み出す時節。 「脉みゃく」は「脈」の俗字。「土脉どみゃく」という読み方もある。 潤うるおい=降雨があること。湿り気。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
雨が降って、土中にいくらかの湿り気を含み出す時節。
「脉みゃく」は「脈」の俗字。「土脉どみゃく」という読み方もある。
潤うるおい=降雨があること。湿り気。
時候告知文の内容 霞かすみがたなびき始める時節。来る春への期待がふくらむ頃である。 靆=「たなびく」は古訓で、霞や雲が薄く層をなして横に長く引く意。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
霞かすみがたなびき始める時節。来る春への期待がふくらむ頃である。
靆=「たなびく」は古訓で、霞や雲が薄く層をなして横に長く引く意。
時候告知文の内容 草木が芽を吹き始める時節。 萠動ほうどうす=草木が芽を吹き始める。「萠」は「萌」の俗字。㊟「萠動」は「きざしうごく」とも読む。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
草木が芽を吹き始める時節。
萠動ほうどうす=草木が芽を吹き始める。「萠」は「萌」の俗字。㊟「萠動」は「きざしうごく」とも読む。
時候告知文の内容 土の中に穴を掘って隠れていた虫たちが、土の扉を開け広げて出てくる時節。 蟄虫ちっちゅう=土の中に冬籠ふゆごもりをしている虫。 啓ひらく=開け広げる。開く。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
土の中に穴を掘って隠れていた虫たちが、土の扉を開け広げて出てくる時節。
蟄虫ちっちゅう=土の中に冬籠ふゆごもりをしている虫。
啓ひらく=開け広げる。開く。
時候告知文の内容 ようやく春らしくなって、桃の花が咲き始める時節。 笑わらう=花が咲さく。咲わらう。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
ようやく春らしくなって、桃の花が咲き始める時節。
笑わらう=花が咲さく。咲わらう。
時候告知文の内容 成長した菜虫(青虫)が羽化うかして、紋白蝶もんしろちょうになる時節。 菜虫=大根・かぶらなどアブラナ科の野菜類を食べる昆虫の総称。特に紋白蝶の幼虫をいう。青虫。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
成長した菜虫(青虫)が羽化うかして、紋白蝶もんしろちょうになる時節。
菜虫=大根・かぶらなどアブラナ科の野菜類を食べる昆虫の総称。特に紋白蝶の幼虫をいう。青虫。
時候告知文の内容 春の気ますます盛んとなり、雀すずめが巣を作り構え始める時節。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
春の気ますます盛んとなり、雀すずめが巣を作り構え始める時節。
時候告知文の内容 本格的な春となり、ようやく桜の花が咲き始める時節。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
本格的な春となり、ようやく桜の花が咲き始める時節。
時候告知文の内容 遠くで雷の声がし始める時節。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
遠くで雷の声がし始める時節。
時候告知文の内容 「仲春の月、玄鳥至る」(『礼記』月令)とあるように、玄鳥つばめが毎年いつものように南からやって来る時節。 玄鳥げんちょう=つばめの異称。乙鳥いっちょうとも、また一説に、つるの異称とも。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
「仲春の月、玄鳥至る」(『礼記』月令)とあるように、玄鳥つばめが毎年いつものように南からやって来る時節。
玄鳥げんちょう=つばめの異称。乙鳥いっちょうとも、また一説に、つるの異称とも。
時候告知文の内容 雁が北へ渡っていく時節。 鴻雁こうがん=秋に飛来する渡り鳥のがん。鴻鴈とも。「鴻」はがんの大形、「雁」はがんの小形のものをいう。また一説に、鴻雁は大きながんをさすとも。 北きたする=北方へいく。かえる。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
雁が北へ渡っていく時節。
鴻雁こうがん=秋に飛来する渡り鳥のがん。鴻鴈とも。「鴻」はがんの大形、「雁」はがんの小形のものをいう。また一説に、鴻雁は大きながんをさすとも。
北きたする=北方へいく。かえる。
時候告知文の内容 雨が降ったあとなどに、鮮やかな虹を見始める時節。 見あらわる=目前に現れる。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
雨が降ったあとなどに、鮮やかな虹を見始める時節。
見あらわる=目前に現れる。
時候告知文の内容 水辺に葭あしが芽を吹き出し始める時節。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
水辺に葭あしが芽を吹き出し始める時節。
時候告知文の内容 ようやく霜も終りの頃となり、現代では稲の苗が生長する時節。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
ようやく霜も終りの頃となり、現代では稲の苗が生長する時節。
時候告知文の内容 牡丹が大きな花を咲かせる時節。 華はなさく=花が咲く。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
牡丹が大きな花を咲かせる時節。
華はなさく=花が咲く。