おおい町暦会館
時候告知文の内容 山茶花さざんかの花が咲き始める時節。時雨しぐれの頃にあたり、その鮮やかな紅が印象的である。 山茶=「つばき」とは読むが、さざんか。山茶はつばきの漢名。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
山茶花さざんかの花が咲き始める時節。時雨しぐれの頃にあたり、その鮮やかな紅が印象的である。
山茶=「つばき」とは読むが、さざんか。山茶はつばきの漢名。
『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
時候告知文の内容 陽気も消え失せ、大地も凍り始める時節。 凍る=水以外のものがこおる。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
陽気も消え失せ、大地も凍り始める時節。
凍る=水以外のものがこおる。
時候告知文の内容 冬の気配さらに強くなり、水仙の花も咲き出す時節。 金盞きんせん=水仙の異名。正しくは「きんさん」と読む。金盞きんさん銀台ぎんだいとは、水仙花の咲く様をいったものである。「金盞きんさん」は黄金の杯のこと。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
冬の気配さらに強くなり、水仙の花も咲き出す時節。
金盞きんせん=水仙の異名。正しくは「きんさん」と読む。金盞きんさん銀台ぎんだいとは、水仙花の咲く様をいったものである。「金盞きんさん」は黄金の杯のこと。
時候告知文の内容 空に陽気もなくなり、虹も見かけなくなり時節。 蔵かくれる=ひそむ。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
空に陽気もなくなり、虹も見かけなくなり時節。
蔵かくれる=ひそむ。
時候告知文の内容 北風が木の葉を払いのける時節。 朔風さくふう=北から吹いてくる風。北風。朔吹さくすいとも。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
北風が木の葉を払いのける時節。
朔風さくふう=北から吹いてくる風。北風。朔吹さくすいとも。
時候告知文の内容 ようやく橘の葉が黄葉こうようし始める時節。 黄ばむ=黄葉こうようする。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
ようやく橘の葉が黄葉こうようし始める時節。
黄ばむ=黄葉こうようする。
時候告知文の内容 天地の気が塞がって真冬となる時節。 閉塞へいそくす=ふさがる。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
天地の気が塞がって真冬となる時節。
閉塞へいそくす=ふさがる。
時候告知文の内容 熊が冬眠のため自分の穴に隠れる時節。 蟄かくれる=「こもる」は古訓で、動物が土中に隠れるの意。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
熊が冬眠のため自分の穴に隠れる時節。
蟄かくれる=「こもる」は古訓で、動物が土中に隠れるの意。
時候告知文の内容 鮭が群がり、河川をさかのぼって行く時節。 鱖さけ=さけ。あきあじ。㊟宝暦暦ほうりゃくれきは「鱖魚けつぎょ」を「けつぎょ」と読ませているが、一説に鱖は淡水魚で、追河おいかわ(やまべ・はえとも)であるとも。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
鮭が群がり、河川をさかのぼって行く時節。
鱖さけ=さけ。あきあじ。㊟宝暦暦ほうりゃくれきは「鱖魚けつぎょ」を「けつぎょ」と読ませているが、一説に鱖は淡水魚で、追河おいかわ(やまべ・はえとも)であるとも。
時候告知文の内容 草木いずれも枯れている中で、夏枯草かこそうのみが緑の芽を出し始める時節。 乃東だいとう=夏枯草かこそうの古名。冬に緑の芽を生じ夏に枯れるのでこの名がある。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
草木いずれも枯れている中で、夏枯草かこそうのみが緑の芽を出し始める時節。
乃東だいとう=夏枯草かこそうの古名。冬に緑の芽を生じ夏に枯れるのでこの名がある。
時候告知文の内容 大鹿おおじかもその角を落とす時節。 麋角びかく=なれしかの角。なれしかは大型の鹿で、となかいの一種。 解げす=落ちる。脱げる。「おつ」とも読むが古訓。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
大鹿おおじかもその角を落とす時節。
麋角びかく=なれしかの角。なれしかは大型の鹿で、となかいの一種。
解げす=落ちる。脱げる。「おつ」とも読むが古訓。
時候告知文の内容 一面、雪におおわれていても、その下では麦が芽を出し始める時節。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
一面、雪におおわれていても、その下では麦が芽を出し始める時節。
時候告知文の内容 空気が冷え、澄み切るようになり、芹がよく生育する時節。 栄さかう=草木が盛んに茂る。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
空気が冷え、澄み切るようになり、芹がよく生育する時節。
栄さかう=草木が盛んに茂る。
時候告知文の内容 地中では凍った泉が動き始める時節。 水泉すいせん=わき出る泉 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
地中では凍った泉が動き始める時節。
水泉すいせん=わき出る泉
時候告知文の内容 雄の雉きじが鳴き始める時節。 (左:句、右:隹)なく=雄のきじが鳴く。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
雄の雉きじが鳴き始める時節。
(左:句、右:隹)なく=雄のきじが鳴く。
時候告知文の内容 寒さ厳しい中に、蕗ふきの薹とうがそっと蕾つぼみを出す時節。 欵冬かんとう=ふき。款冬かんとうとも書く。厳冬に氷を破るようにして生えるところから、この名がある。大寒の頃の花であるが、春の使者として、俳句では春の季語に入れている。「欵」は「款」の俗字。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
寒さ厳しい中に、蕗ふきの薹とうがそっと蕾つぼみを出す時節。
欵冬かんとう=ふき。款冬かんとうとも書く。厳冬に氷を破るようにして生えるところから、この名がある。大寒の頃の花であるが、春の使者として、俳句では春の季語に入れている。「欵」は「款」の俗字。
時候告知文の内容 沢に氷が厚く張りつめる時節。 水沢すいたく=水のある沢。 腹あつく=厚く。㊟「水沢腹堅」は「すいたく、ふくけん」とも読む。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
沢に氷が厚く張りつめる時節。
水沢すいたく=水のある沢。
腹あつく=厚く。㊟「水沢腹堅」は「すいたく、ふくけん」とも読む。
時候告知文の内容 鷄が春の気を感じ、卵を産み始める時節。または、交尾し始める時節とも。 雞けい=「鷄」の異体字で、にわとり。知時畜とも。 乳にゅうす=鳥が卵を産む。 『現代こよみ読み解き辞典』岡田芳郎・阿久根末忠/著。柏書房出版
鷄が春の気を感じ、卵を産み始める時節。または、交尾し始める時節とも。
雞けい=「鷄」の異体字で、にわとり。知時畜とも。
乳にゅうす=鳥が卵を産む。